GW10連休は、前半に雨で走れなかった日も多かったものの、とりあえず6日走りに出て、合計62.5km走ることができたので、上々だったのではないかと思っている。この土日も26kmくらい走ったので、1月からの累計だと約450km、つまり概ね月に100kmのペースで走れている。実は少し遅れを取っていたのだが、GWで無事に挽回できた感じだ。また、前回にも書いたようにGWはいつも以上に川沿いを攻めた。自分の家の近くの川は結構走れたので、今回は川沿いのコースを紹介したい。
■ 私が走れる川沿いは主に4つ
私は練馬区の西側に住んでいるのだが、そんな私が走れる川沿いのコースは主に4つ。石神井川、黒目川、白子川だ。これでは3つじゃないかと言われるかもしれないが、黒目川は上流(南)に行くと落合川と分岐するので、この落合川を別でカウントすると4つになる。前回紹介したように、玉川上水沿いのコースもあるが、今回は割愛する。
①黒目川
黒目川は練馬というより東久留米市を走る川なので、川までのアクセスが悪いのが難点だが、私が最も好きなコースだ。北に上ると大泉JCTから伸びる関越自動車道をくぐって埼玉県へ。陸上自衛隊朝霞駐屯地の脇を通って、川越街道に交差する。川沿いをひたすら走ることができて、大きな道路との交差も少ない。のどかな道が多く、自然の風景を楽しめるのが魅力だが、川沿いの道が未整備のところもあり、少し走りにくいのが難点だ。それに加えて結構アップダウンもあるほか、川沿いなのに道が分かりにくいところもあり、最初は迷う可能性が高い。それから、北に走るコースは途中から住宅街じみてきて、風景も単調になる。
一方で、南に向かうコースは道も整備されているほか、自然の風景も楽しい。大きな建物や目印などは少ないが、北側のコースに比べて歩道や川が整備されており、川を覗くと綺麗な水の中に魚もいっぱい見える。朝に走ると恐ろしくきれいに富士山が見える瞬間もあるので、結構感動する。実際にランニングコースとして東久留米市もアピールしているようで、コースマップや歩道上の距離表示も多く、走っている人も多い。川までのアクセスが良ければ、もっともっと走りたいコースだ。
②落合川
東久留米市で黒目川が分岐するコース。そのため、北に行くと黒目川と合流するので南側のコースしかないが、風景や歩道の感じは黒目川と同じ。ちなみに、コースマップは黒目川・落合川という感じで表示されており、黒目川(南側)のコースとセットになっている。一方で、途中で分岐してしまうため、周回コースになっていないのが残念だ。所沢街道を一定距離走れば、黒目川から落合川までも走れるようなので、今度はそんなコースも試してみたい。南側に走る場合は、私は黒目川沿いを選んでしまうことが多いので、今後もう少し開拓してみたいコースでもある。
③白子川
練馬区大泉を源流とする白子川。そのため、練馬区から北側を走るコースになる。ちなみにGW中の5月4日に『有吉くんの正直さんぽ』が大泉学園での散歩だったのだが、その際に散歩していたのがこの白子川沿いだ。源流の地は公園になっているが、そこから北側に走ろうとすると西武池袋線の線路で歩道が分断されるのが難点。そのため、ここを走るときは西武池袋線の北側という練馬区でもかなり北の方からスタートしなければならない。但し、川沿いは走りやすく、茂みも少ないので虫が少ないのも魅力。東京23区で唯一の酪農地である小泉牧場の裏も通る。
一方で、川沿いの道は黒目川や後述の石神井川に比べて整備されておらず、車が通れるくらいの小さい橋も多いので、橋のたびに一時停止しなければならないのも困る。また、橋のたびに細かいアップダウンが多いので、タイムが出にくいのでタイムを重視する場合はあまり走らない。大泉JCTの下を通過するのだが、大泉JCT以降は川沿いの歩道も時々分断されており、走りにくいというデメリットもある。
④石神井川
練馬区と言えばやはりこの石神井川だろう。小金井公園から練馬区、板橋区、北区を経て隅田川に至るので、まさに練馬区を横断している。私が知っているのは練馬区部分のみだが、石神井川周辺はかなり歩道も整備されており、走りやすい。黒目川や白子川のように練馬区の端っこではなく、ど真ん中を通っているので、自然というよりも街の風景が楽しい。石神井公園やとしまえんといった練馬区の名所も通っており、練馬こぶしハーフマラソンでも石神井川沿いは走っている。
練馬区で走るのであれば、どこかで石神井川に合流すれば、東に行こうが西に行こうが距離も取れるので、非常に走りやすいコースと言える。実際に走っている人も多く、練馬区でランニングしている知人がいれば遭遇率は高いだろう。私もここを走るときは会社の関係者などに会わないように気を付けている。ちなみに難点は私の家からだとあまりアクセスが良く無いこと、そして歩道沿いに緑が多いので時間帯によっては虫が凄いことだろう。
■ 探してみると意外と川沿いのコースはある
GWをきっかけにいろんな川沿いのコースを走ってみたが、Googleマップを見てみると実は自分の家の周りには予想以上に川が流れていることに気付いた。確かにどこも川までのアクセスには数kmあるのだが、同じ川でも合流地点を変えるだけで風景は変わるし、合流地点から進む方向でもコースが変わるので結構面白い。前にも書いたように夜はやはり暗いし、怖いので大通り沿いにしたいが、お昼間に走れるときは川沿いを引き続き攻めてみたい。そして、次はランニング中でももう少し写真を撮って、イメージが伝えられると良いと思っている。