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登山とトレラン

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たかが2回ではあるが、トレランにチャレンジしてみることで、登山とトレランの違いを痛感することがあった。私は実は若い時から登山が好きで、結婚する前はテントを担いで頻繁に山登りに出かけていたりしたので、一層その違いを意識することが大きかった。ここでは、あくまで現在の私の主観までだが、少し整理したい。

 

過程か結果か?

一番登山との違いを意識したのはこの点だ。登山の場合は基本的に計画を立てる場合、どの山を登りに行くかという視点で決める。そのため、目標となる山の山頂に達することが一つの目的となる。気持ち的な視点では、ピークに達する満足感が山登りの醍醐味的なところがある。そのため、山頂もしくは山頂付近の展望スポットなどをお昼の時間に合うようにスケジューリングして、達成感の中でお昼ごはんを作ったり、食べたりする。

一方で、トレランの場合は多分大事なのは目的地ではなく、走りやすいコースかとか、気持ち良い展望があるコースかとか、楽しく走るための視点で行き先を決めると思う。というよりは、結構走れればコースはどこでも良いのかもしれない。そう考えると、山頂に達するのは全然重要ではない。むしろ、山頂前後は大抵岩場や急坂になるので、走ることだけを意識するのであれば、山頂なんて目指さずに巻き道を走った方がよほど目的に適っている。私の場合はまだ初心者なので、せっかく来たなら頂上行っとくか的な感覚で行っているが、例えば2回目以降同じコースを行くなら、山頂はスルーして良いと思っている。もちろん、お昼ごはんも展望の良いところで気持ちよくというよりは、簡単に早く済ませられることが意識されると思う。

極論を言えば、トレイルを走る必要すらあるのかとも思う。前回のトレランでも舗装道路のみを走っていると思われるランナーがいた。トレイルにあまり入らないレースを意識しているのであれば、そちらの方が絶対トレーニングになるし、走りやすいので案外楽しいのかもしれない。私はやはり野山を駆けたい気持ちで山に行っているので、トレイルでないと意味がないと思っているが、昔の飛脚だってわざわざ走りにくい道は選ばず、綺麗な道を進んだだろうから、目的次第と言えるだろう。

 

荷物は最小限に

これは登山でもトレランでも同様の話だが、トレランは少し次元が違う。登山の場合は、荷物は少なくしようと思いつつもギアを買ったり使ったりするのが楽しみという面もある。テント泊でも38Lのバッグで行くくらい私も荷物は少なくしていたが、それでも雨に備えてゴアテックスは上下持っていくし、雪の懸念があればアイゼンは持っていくし、ストックだって怪我に備えて持っていく。それにお昼ごはんも楽しみなので、バーナーやコッヘルだって持っていく。

これに対してトレランはそもそも積雪の懸念があれば行かないし、常に走っているので防寒着は少なくて済む。ゴアテックスも上だけあれば十分だろう。シューズも防水では無かったりするので、雨の日は極力避ける方が無難なのかもしれない。それよりも荷物が少なくなることの方が大事だ。持ち物が少ないので、拘るギアも少ない。私は初心者なのでまだ分からないが、シューズとバッグだけ拘ればよいのではないだろうか?当然旅程にもよるが、あとは薬や応急手当グッズ、それに飲み物・食べ物があれば大体十分だろう。まさに最近のキャンプブームとは完全に相反するものだ。

 

 そんなに違うのか?

整理すると、登山は山を登りに行く感じだが、トレランは少しでも気持ちよく走れるように環境を変えるというイメージで、根本的に考え方が違うともいえる。ではそんなに大きく違うものなのか?と言われれば、そんなに大きく違わない気もする。私の知人でトレランにハマっている人も、もともとは登山好きだったりする。そう考えると、目的が大きく違うように見えるが、実はもっと上位概念的な目的として自然や山と触れ合うということがあるのであれば、やっぱり似たようなものなのかもしれない

2回ほどトレランに行ってみて、その勝手の違いに戸惑っているのは事実だが、その目的だけ意識していれば、特に余計なことは考える必要はないのかもしれない。特に私の場合は、もちろん白川郷ウルトラに向けた練習というのもあるのだが、というよりはもっと日常的に山に行けるようにということでトレランを始めた部分もある。つまり、登山をしているともっと高い山とか、もっと綺麗な眺望とかを求めて、どんどん行きにくかったり、希少性の高いような山に行きたくなってくる。それは目的が自然と触れ合うことであれば、ちょっと違うと思う。百名山制覇とかもそうだが、なんだかコレクター意識みたいのが働きだしてしまい、そもそも最初の目的が曖昧になってしまっている気もする。

登山として行くには手応えがない低山でも、走るとなると一気に見え方が変わる。標高の低い街中をスタートするコースでも、自宅の近くに比べれば空気は綺麗だし、里山的な雰囲気が良い感じだったりする。たまーに凄い綺麗な場所に行くよりは、日常的にこういう風景で走れるのが良いのではないかと思うたまーに凄い綺麗な場所に行くときは、バッチリ登山の装備でじっくり挑みたいところだ

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