最近は子どもと一緒に家にいる時間が多くなり、
TVを見る時間が増えたのだが、地上波がつまらなすぎるので、
民放のBSチャンネルを結構見ていたりする。
「劇的ビフォーアフター」とか「せっかくグルメ」とかの再放送がやっていて、
良い暇つぶしになるのだが、そこでたまたまタイトルにした以下の番組見た。
自給自足ってどうですか?~幸せのヒントを探ってみた~
https://www.bs-tbs.co.jp/culture/jikyujisoku/
昔はこういう面白おかしく民放で自給自足をまとめた番組なんて、
どうせ演出が多いんだろうと馬鹿にしていたのだが、
最近は要は自分がどういう受取り方をするのかが重要と考えており、
「ポツンと一軒家」とかもお気に入りの番組になっている。
で、偶然見ていたこの番組では、3つのケースが紹介されていたのが、
実は途中で子どもがぐずり出したせいで、最初のケースしか見られなかった。
途中で子どもを寝かしつけていたら番組が終わってしまったいてのだが、
最初のケースだけ見てもなかなか示唆に富んだものだったと感じた。
私が見たのは北海道厚沢部町で役場で働きながら自給自足に近い生活を送る、
埼玉県八潮市出身の30歳くらいの若い人の話だったが、
千葉大学を卒業後に地域おこし協力隊で厚沢部町に入り、
そのまま結婚して7年間その地で生活を続ける人の事例だった。
まあ、とにかく再放送でもあればみて欲しいのだが、
放送をみているだけでも頭の良い人であることは分かるし、
時流を読んで地域に貢献する施策を行っている点は感心した。
特に農業アルバイトと狩猟体験をセットとして人を呼び込む発想は面白い。
また、わな猟への取組では地域に貢献すると農作物とかもいっぱいもらえるということで、
まさに私も参考としているジェレミー・リフキンの「協同型コモンズ」に、
近い姿を実現しつつあるのではないかと感じた。
ちなみに今調べていたらその人のブログを見つけた。
http://chiikiokosi.com/
うーん、やっぱりいろんな人の事例を見るのは参考になりますね。
それが頭の良い人の取組であればなおさらだ。
自分もどういう風に生きていくか考えなければならない。