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ランニング

速さと距離とどっちを取る?

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タイム計測の結果をどう捉えるか?

最初は無心に走っていた私も、半年も走っているとタイムが気になってくる。まずはGPS機能のないランニングウォッチでいつものコースのタイムを測りだしたのだが、これが測りだすと意外と気になるのだ。GPSがないため、ラップや自分が何km走ったかなどは分からない。そのため、いつも必ず止まる歩道橋の前や信号などでラップを取り、ポイントポイントでタイムを把握していた感じだ。すると、各ポイントで以前の自分のタイムが気になってしまい、何となく少しでも早く走りたい気持ちが出てくる。やはり自分の成長を感じられるのは楽しいし、何度も走っているのにタイムが上がらないのは悲しいのだ。

しかし、これには気を付けなければならない。まずは自分がランニングをしている目的を考えるべきだ。タイムを上げたいのであれば、これで問題ない。むしろ、もっとペース走やインターバル走などタイムを意識した練習もやるべきなのかもしれない。しかし、楽しみで走っているとしたら、毎回タイムを意識して走るのはしんどい。私もタイムを意識するようになってくると、だんだん走るのが億劫になってきて、結局タイムを測るのを辞めてしまった。この理由には、ランニングウォッチの裏側が金属だったため、冬のランニングでは冷たくてしんどかったということもあるのだが・・・

また、GPS機能のないランニングウォッチを使用している場合、毎回同じコースを走らないとタイムが比較できないという大きなデメリットもある。毎回同じコースだと飽きてくるし、身体の調子によって走る距離を変えたりもできないので、結構きつい。これも私がタイム計測を辞めた大きな理由の一つだ。道路でのランが中心の場合には、GPS機能のないランニングウォッチを買うことは全くおススメしない。多少高くてもここはケチらず、必ずGPSウォッチを買うべきだと思う

 

GPSウォッチで計測熱が再燃!

最近はGPSウォッチを買ったため、またもや計測熱が再燃している。特に5km10kmのラップタイムで自己記録を更新するのが楽しくなっている。しかし、あまりタイムを意識しすぎないよう気を付けているつもりだ。また、GPSウォッチだと1kmラップや走行距離などでも自己記録更新に挑戦できるので、必ずしも1回のラン全体を全力で走る必要もなく、メリハリを付けることもできる。体調が良くないときはゆっくりめのランにして、ピッチやストライドの確認に充てることもできる。つまり、いろんなことが計測できるので、1回のランのタイムだけに捕らわれる必要がない分、楽だ。

また、どのコースを走っても距離ごとのラップタイムを比較できるのが良い。GPSウォッチの購入以来、今のところ私はタイムの記録が嫌にならず毎回結果を見て楽しむことができている。走ったコースがマップ上に表示されるのも楽しい

 

結局速さと距離のどっちが重要?

以上のことを考えると、個人的にはスピードへの意識はほどほどにして、楽しく走るのが良いのではと当たり前の結論にたどり着く。また、楽しければ長く走りたいと思うはずだから、速く短くよりも、ゆっくり長く走った方がランニングが楽しめるのではないかと思う。以前にも書いたように私の楽しみの一つは、できるだけ遠くの知らない場所を走ることなので、自ずと距離を取りたくなる気持ちもある。

但し、目的やランニングに割ける時間も考慮する必要がある。例えば5km程度の大会に出場するとかであれば、1km34分で走るようなスピードを意識した練習も当然必要だろう。それに、忙しくて走る時間があまり取れないときなどは、短距離をスピード重視で走るのも、心肺機能を鍛えるのに役立つかもしれない

一方で、足が速くなりたいという目的があったとしても、長く走る練習をすることは決して無駄ではないと思う。私は専門的なことは分からないが、1日に2時間程度走ることで、ふくらはぎ周りの血流を良くすることがランニングに良い影響をもたらすとも聞くし、私自身実はスピードを意識して走っているわけではないが、足が速くなっているのを感じる(実際にタイムも上がっている)。そのため、目的や好みなど自分が楽しめるように走るのが一番良いのは当然だが、私は走行距離を重視して走った方が楽しいランニング生活が送れるのではないかと思っている

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